このテレアポコラムでは、テレアポ全般について、総論的なことを述べてきました。しかし、相手から「嫌われること」、「断られること」これらは、どんなに考えて努力しても、変えることはできません。私は10年考え続けていますが、どうやっても変えることはできませんでした。
では、私たちはどうするべきなのでしょうか?それは、相手から「嫌われること」を受け入れ、「断られること」を前提にテレアポをすればいいということです。つまり、考え方を変えるのです。考え方を変えると、自分自身が変わります。また、相手から断られるという前提でテレアポをすると、気持ちがずっとラクになります。
これによって、機械的にテレアポを行なうことができるようになります。ダメだったら次、次とかけ続けることができるようになります。1件のテレアポに一喜一憂していると、精神がもちません。断られる前提でテレアポをすると、悩まなくてすむようになります。
なぜなら、これはテレアポしても断られてよいという考え方であり、極論すると、すべての会社から断られてもかまわない、という考え方だからです。流れ作業で、100件テレアポしてみてください。何も考えずに、断られる前提でかまいません。そうして、ただ黙々とやり続けていると、見えてくることがあります。
断られた100件のテレアポのあとには、断られることへの違和感、断られるだけでは物足りないと考えはじめるようになります。事実、私がそうでした、私はパカみたいに、100件、どころではなく、来る日も来る日も断られるテレアポをしていました。
その結果、ある日、疑問を持ったのです。これでいいのか?でも、どうしていいかわかりませんでした。その答えが、あとから述べる、圧倒的な数の経験から生まれたノウハウです。石器時代の人が、とがった石でモノを切ることがでさることを発見し、それを斧や槍にしていったような、試行錯誤の中から生まれたノウハウです。
このノウハウは、ただのノウハウではありません。発想の原点が、断られるという前提です。すべてを、断られるという前提で組み立てることによって、ノウハウが変わってくるのです。
ポイント
お気軽にお電話ください。フリーダイヤルをタッチ
平日 9:00〜18:00(土日祝休)